-ミテイミライ-

□#6 望んだ逆境
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「し、信楽さん、あのね…」


「おう、どうした」


「あしたなんだけど…」


「なんだいなんだい?友達と遊びにいくのかい?」


「うん!…そうなの」


「よかったじゃねぇか〜。いや、おじさん寂しくなっちゃうねぇ」


「あしただけだよ」


「いや、おじさんのことは気にしなくていいんだぜ。お嬢ちゃんは年の近い子と遊びにいったほうがいい」


「そんな…」


私、言い返したかったけど、言い返せなかった…。


なんていえばいいのか、わからなくて



信楽は、私と話すの嫌なのかな


私がお相手してやるっ!て言ったけど、私がおもりされてるようなものだもんね



私もそうされたくて、申し出たんだから。


結局、信楽と話したいのは、私だけなのかもしれない…
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