-bad end after-
□あれから
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ーーーピンポーン
「はいはーい、今出ますよっと。…と、おお。」
銀時はならされたベルに反応して"万事屋銀ちゃん"の玄関を開けた。そして客を見て驚く
「珍しいな。お前一人で来るなんて」
「そう？」
「そうだろ、ここに来るときはいつもヅラと一緒じゃねーか」
志乃を応接室に招き入れて茶を出す。彼女は高杉に拐われた妹である愛華を助け出そうと奮闘し、失敗したあと桂と生活をはじめた
妹と暮らしていたアパートに一人で住み続けることに耐えきれなかったらしい。
「私だって一人で皆に会いに来るときくらいあるのよ」
志乃は苦笑すると、万事屋を見渡した
「銀さんこそ珍しいじゃない。今日は新八くんと神楽ちゃん、いないのね」
「ああ、まあな」
そう告げると、志乃は少し声を潜めて問いかけた
「ね、新八くん元気？」