-bad end after-
□セイギ
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「ちょっと!どういうことよっ」
愛華は思いっきり高杉の胸ぐらをつかんで揺さぶった
「どうかしたのか」
「どうかしたのか、じゃないわよっ!風琉ちゃんを巻き込んで何をするつもり?」
風琉は愛華の大切な友人だ。万斉につれられて鬼兵隊に入ったらしい。
彼女は同じ村ですごした幼馴染みで、その豊富な知識で村のみんなの生活を豊かにしてくれた。だが、その知識は…使いようによっては人を傷つけることもできてしまう
「巻き込んだつもりはねーよ。その風琉ちゃんってのだって自ら望んで万斉についてきたらしいしな」
「でも…」
「鬼兵隊はテロリストなんだぜ。それらしいことだってするさ」
「だからって…誰かに危害を加えるような真似はさせないわ」