-bad end after-

□かたな
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志乃は神楽と定春に乗って、銀さんの匂いの香る方へ向かっていた

そして、ついた場所は風琉からのメモにかかれていた磯岬だった


「やっぱり桂さんは鬼兵隊に…」


志乃に愛華を諦めろと言ったくせして、桂自身は鬼兵隊のことを探ってくれていたのだろうか。そのせいで目をつけられて…?


ーーー桂さん…喧嘩したまま最後…なんてこと、ないよね?


血染めの所持品が志乃に嫌な憶測をさせる。

まだ悪ふざけのことを謝っていない。まだちゃんと感謝していない。もっと甘えておけばよかった、もっと甘えさせてあげればよかった…

そんな風には思いたくない


「行こう」


神楽ちゃんと鬼兵隊の船に乗り込んだ。
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