-bad end after-

□第二紅桜計画
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風琉は鬼兵隊で医薬品・医療品造りを主にしていた。やりがいのある仕事で、仲間とも楽しく生活していた。
しかし、気になることが一つあった。同郷の友である愛華が家族や友人に会いたがっていること。

風琉は悩み、そして思い付いた。


「私はあまり自由に動くことができない…だけど鬼兵隊のためだという名目なら、いくらか行動が許される」


以前の紅桜計画をもとにした新作兵器の実験として、志乃のもとに武器をおくりこんだ。実験の経過観察のためとして、鬼兵隊を江戸へ引き込むことにも成功した

鬼兵隊の潜伏場所に関したメモを刀をいれた桐箱にまぎれこませて志乃に送った。これに志乃が気づいてさえくれれば、志乃と愛華を会わせてあげられる…そんな算段だった


「まさかメモより先に刀を触るとはね。それも志乃らしいけど」
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