-bad end after-

□助けて!
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「晋助!開けて、ねえ晋助!」


愛華は何度も何度も激しく扉を叩いた。でも、外側から鎖かなにかで開けられないように固定されているらしい。いっこうに開く気配はない


「あぁ…もう…」


江戸へおとずれるといつも、晋助がいらついていることには気づいていた。

だけど、本当に彼がこれほどまでに愛華のことを信用していなかっただなんて。


「あんのヤロ〜〜〜っ」


いつもなら言わないような下品な言葉だけど、ついつい愛華は声を荒げる


「たしかに、新八くんや志乃やお父さんや…会いたい人はいるよッ!?でもさ…」


晋助に信用されないことが悲しかった。悔しかった。本当に腹が立った。


「わたし、あなたについてきたこと…愛したことを後悔はしないのに」
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