-bad end after-
□イチニチ
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障子が開かれて、神楽が起床した
『あれー、新八がもういるアル』
『おはよう、神楽ちゃん』
どうやら彼女は銀時が眠れずにいたというのに熟睡していたらしい
三人でお茶を飲み、いつもの平穏な時間をすごしていた。客人に玄関が激しくたたかれるまでは
『誰ですかね?こんな朝っぱらから』
玄関を開けると、客人が尋常ではない剣幕で新八につかみかかってきた
『桂さんと志乃さんを知りませんか!』
客人は桂派攘夷志士らしかった
取り乱している男をどうにか落ち着かせる
『志乃さんなら昨晩から家出してうちにいますけど…桂さんのことは知りません』