-bad end after-

□大切だからこそ
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「入るぞ」


彼女の承諾は待たずに高杉は愛華の部屋のドアを開けた


「なに?晋助」


愛華はそこにいた。ただだらけて大好きなお通ちゃんの曲を聞いている。

なんだかとてもほっとして、高杉は愛華の腰にだきついた。


「うええっ?!」


愛華が驚いたらしく色気のない声をあげた


「うるせぇ。ひでー声だな」


「だ…だって、びっくりしたから」


愛華は高杉の髪を優しくなでた


「なにかあったの?」


「なんもねーよ」
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