-bad end after-
□邪魔
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「だが、まだ考えが足りんでござる」
「…?」
「なぜ拙者に一言も告げない?愛華殿を志乃達と引き合わせたかったのなら、わざわざ鬼兵隊に率いれずとも拙者が愛華殿をそやつらと会わせてやったと言うのに」
「…」
「なぜ拙者を頼らなかった…風琉」
万斉の言葉をありがたいとも思った。だけど風琉は迷惑そうに告げた
「これは"私"のしたいこと。万斉に迷惑かけたくない」
「な…」
「わたしは万斉を巻き込まない。退いて」
風琉は万斉の横を通り抜けようとした
「ま…待て、風琉」