青い本

□ハロウィンの魔女
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シャ「君は毎度の行動が危険過ぎる。少しは僕の言う事も聞いたらどうだ」


ソニ「ンなこと言って、他にどうしろって言うんだ?」


2人(?)の針鼠は、話し合い……というか、言い争っていた


2人の周りには闇が広がっており、目で確認できるのは闇に張り付いた1つのスイッチのみ。


早速押そうと手を伸ばしたソニックをシャドウが止め、現在に至る。


シャ「何が起こるか分からない。少なくとも、洞窟では決まって岩が落ちてくる」


ソニ「そんなの、ぶっ壊せば良いだろ?」

シャ「水ならどうだ」


ソニ「み、水だって⁉」


ソニックは少し後退り、シャドウを見た


大きな声を出した筈なのに、ちっとも響かない。


シャ「あくまで可能性の話だがな」


シャドウは勝ち誇ったような顔をする。


ソニックも負けじと、強い口調で言った

ソニ「じ、じゃあお前はどうすんだよ!」


シャ「僕はカオスエメラルドを持ってる。そもそもこのスイッチを押す必要は………


エメラルドが見当たらない。


ソニ「もしかして、落としたのか?」


シャ「…辺りを探索するぞ。他に何かあるかもしれない」


ソニ「するぞってお前…

シャドウは構わず歩き出した



それから、10分後


ソニ「お前、いつまでそうしてるつもりだ?」


突然背後から声をかけられ、シャドウは飛び上がった

シャ「…追いついたならそう言え」


シャドウが言うと、ソニックは笑いを押し殺したような顔をした

ソニ「何言ってんだよシャドウ。お前、そこから一歩も動いてないぜ?」


シャドウが慌てて辺りを見回すと、先程と同じ場所にスイッチがあった。


ソニックも、一歩も動いてない様子だ。


闇の中でもシャドウの赤面はしっかりと見えたらしく、ソニックは声を押し殺して笑っていた


シャドウは呼吸を整え冷静に考える


シャ「…とにかく、このスイッチを押す以外方法はなさそうだ」


ソニ「そう、だなw」

シャ「水が落ちてこないと良いな」

ソニ「ゃ、やめてくれよ!」


シャドウがスイッチを押した


すると、水が降って…
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