あなたの物語


□《おかえりなさい》
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竜崎........





ううん、L........





あなたは今どこにいるの?





そこで何をしているの?





どんな気分なの?





あなたは....幸せ?









え?




わたし?




わたし、わたしは........




















2004年11月5日......







L.....あなたは


あなたは私の前からいなくなってしまった。






私の目の前で突然








死んでしまった。。。










最初に駆け寄ったのは、抱きとめたのは夜神月だった........








そう........







キラ












さわらないで......さわらないで......わたしのLに........














汚い手で触るなぁぁぁぁぁぁ――――――――――――――――――――ッッ!!!!!!













その時の事は今でも鮮明に覚えているの。

私の声に、その場に居た全員が振り返り驚いていた。。。

その瞬間、時がとまった......


ううん、その瞬間だけじゃない......私にとってはその時から既に時間は止まっている。








あなたが死んだその日からズット........










でも、あれから数ヶ月、私の時間は少しずつ動き始めた。

あの後、私はキラ捜査本部を辞めワイミーズハウスへ戻ったの。









そして、10ヶ月後........










「おめでとうございます、色白で元気な男の子ですよ!!」

私の主治医がそう告げた。。。

「名前を考えてあげないといけませんね。」


私は少し沈黙をおいて、静かに口を開いた










L..........








この子はL。









エル=ローライト








本当の真のLを継ぐもの........











ああ....やっと逢えたねL。。。










おかえりなさい。。。。。







終り
 

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