番外編
□忍足くんとゲーム
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「怪物パラダイス?」
「そう、忍足のヤツ。そのゲームに景吾くんを誘ったんだけど」
「誘ったんだけど?」
「それが…「滝、何風宮さんに俺の恥ずかしいエピソード語ってるんや」
「げっ、本人登場かよ」
「忍足くんでもネトゲに耽る時があるんだね」
「俺かて、中学生やで。そういう風宮さんはネトゲせんの?」
「ネトゲはしないかな」
「ネトゲはってことは他のゲーム?」
「うん、アプリゲームを少しね。知り合いから誘われてやってるかな」
「どんなの?」
「リズムアクション系」
「へー、鈍感そうな風宮さんがリズムアクションやるやなんて意外やな」
「慣れれば楽しいよ」
「風宮さん、そこ笑って流すところじゃないと思うけど」
「ん?何が?」
「いや、うん。なんでもない。やるねー。(さすが、天然。)」
「そう?…この間ね、そのゲームのイベントがあってさ。どうしても報酬が欲しくて休日頑張って手に入れたんだ」
「すごいやん。で、その報酬ってなんやったんや?」
「ヒミツ」
「秘密かいな。ほな、しゃーないな。」
「うん。(忍足くん似のキャラカードだなんて本人の前でなんてとても恥ずかしくて言えやしないよ)」
END