短編

□寂しい夜?
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寝るとき1人は寂しい

1人じゃ怖い

玲奈ちゃん…ぐすっ…

あたしは冷たい布団の中に

縮こまっていた


だんだんとうとうとして夢の中…


夢の中では大好きな玲奈ちゃんが居た


「珠理奈、なんで泣いてるの?」


「玲奈ちゃんが居ないから…」


「珠理奈が悲しんでると

私まで悲しくなるよ…

だから泣きやんで、ね」


「…玲奈ちゃん、会いたい」


「うん…私も会いたいよ」


「今すぐに会いたい…」


「直ぐに会えるよ」


夢はここで終わってしまった

だんだんと布団の中も温かくなってきた


「…珠理奈」


「?!」


「…寝ちゃった?」


「れ、玲奈ちゃん?!」


「起こしてごめん…」


「いつ帰って来たの?」


「さっきだよ

もうお風呂も入ったから

後は寝るだけ

入れてくれる?

寒くて風邪引きそう」


玲奈ちゃんがお布団の中に入って

来てくれた


「珠理奈」


「何?」


「温めてくれる?」


「玲奈ちゃん…誘ってるの?」


「ち、違う

抱き合って温まりたいだけ//」


「なーんだ…」


「嫌なの?…ぐすっ…」


「違う、違う

嫌なんかじゃありません!!」


「じゃあ、温めて」


「理性保てなさそう…」


「なんか言った?」


「言ってません…」




寝てる隙にしよう…

うん…そうしよう

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