短編
□正直者は損をする
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隣で寝てる玲奈ちゃんが可愛すぎる。寝てなくても玲奈ちゃんは可愛いよ。先に寝るねって言って玲奈ちゃんは寝た。あたしも直ぐに寝るとか言いながら、あたしはさっきからずっと玲奈ちゃんの事を見ている。おかしいのは解っている。だって玲奈ちゃんが可愛いから仕方ないじゃん。真っ白な肌に、サラサラな髪の毛、薄い唇…。やっべぇ、キスしたい。それ以上の事もしたいけど、我慢我慢。そう言えば、前にキスしたのいつだったけ？あぁ〜、思い出せない。玲奈ちゃんのキスは甘いんだよ！！解る？甘いの！！あたししかわかんないかぁ〜、残念だね〜。あたしだけの特権だもん！！玲奈ちゃんって何で甘いんだろっ？唇以外も甘い良い匂いが漂っててさ、やばいんだよ、これが。汗かいた後でも、甘いんだよ！！柔軟剤みたいな？！柔軟剤とは違うけど、良い匂い。てか、玲奈ちゃんの汗、舐めてみたいって一瞬思った自分がいた…。ヤバい、変態の考えだわ。あたしは普通だ。普通。うん、普通ですから。そう言えば、この前レッスンで、タオル忘れちゃった時、玲奈ちゃんがタオル貸してくれたんだよね。ドキドキが止まんなくて、思春期の中学生みたいだった(笑)だってさ、好きな子のタオル使えるんだよ。ヤバいよ、ヤバい。いやっ、使いましたよ、もちろん！！ちゃんと洗って返しましたよ。何の話してんだよ、早く寝ろよって思ってる人いるでしょ？今から玲奈ちゃんの××実況してあげるのに残念だなぁ〜。早くしろ？待て待て、ちゃんと実況しますから。玲奈ちゃんのブラは何色かなぁ？あたし的には薄い色がいいかなぁ〜。どれどれ…黒とはまたエロいブラしてますなぁ、全く。ショーツも勿論、お揃いですよね？ちょっと失礼しますね。お揃いだ…。ヤバい…鼻血出そうヤバい助けて…テッシュください。テッシュ、テッシュ。間に合った。破壊力半端ないわ…。そうだ！！今度、あたし好みの下着プレゼントしよーっと！！やっぱ、玲奈ちゃんには…
「珠理奈…何ニヤニヤしてるの？」
「えっ？」
「さっき私の下着見てなかった…？」
「…見てません」
「目が泳いでるんだけど…」
「…神に誓って見てません」
「珠理奈、教えて
私の着けている下着の色」
「…しっ、知らない」
「教えてくれたら…
この後してあげるから」
「…黒」
「やっぱ見たんだ！！
最低！！変態！！
今日はもう一緒に寝ないからね！！
私は隣のベッド使うから
入ってこないでよ」
「玲奈ちゃんの
嘘つきー！！！！！」
皆さん、見た時はしらばくれましょう…