松井家の日常
□松井家の日常(3)
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次の週の休みの日、あたし達家族は車で海へとやって来た。事前にパラソルやテントを買い、準備万端だ!!荷物を持ち、砂浜にテントとパラソルを立てた。
「玲奈ちゃん、それ新しく買った水着?」
「うん、似合うかな?」
玲奈ちゃんが着ていたのは真っ白なフリルがついたビキニだった。スタイルも良く、とても2人産んだとは思えない身体だ。
「凄く似合うよ
めっちゃ興奮するもん!!」
「もうっ…珠理奈ったら//」
玲奈ちゃんは怒りながらも嬉しそうにしていた。
チビ達は海に来るのは初めてで、こっちも新しい水着だ。
「おっ!チビ達も似合ってる
似合ってる」
4人で波打ち際にやっときた。チビ達は怖いのか、顔がこわばっていた。
「ほらっ、玲音、珠音
冷たいよ
触ってごらん?」
少し脚に水をかけてやったら、泣き出してしまった。
「もう泣かないの〜」
玲奈ちゃんは2人をあやすので必死だ。泣き止んでからはみんなで砂山を作ったりして遊んでみた。
お昼は玲奈ちゃんが作ってくれたお弁当をみんなで食べた。
それからまた波打ち際で少し遊んでから、帰る事にした。
「もっと水に慣らしてから
こればよかったね
そうだプール買って家であそぼう!!」
「そうだね
ちっちゃなプールで遊ぼうか」
なんて言い、ほんとは玲奈ちゃんにビキニを着てほしいだけのあたしであった。