松井家の日常
□松井家の日常(6)
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季節も変わり、涼しくなってきた。仕事から帰宅すれば、トテトテと走ってくるチビ達。
「「パーパ!!」」
ん〜、今日も幸せ。
「ただいま〜」
2人を抱っこして家の中に入って行った。
「珠理奈、おかえりなさい
今日もお疲れ様」
「ただいま〜」
「今日は珠理奈が大好きな
ミートスパゲティだよ」
「マジで!!着替えてくる!!」
チビ達を降ろし、部屋着に着替えた。手と顔を洗い、リビングへと戻ってきた。
「「パパ!!パパ!!」」
今日は凄い機嫌がいいなぁ。
「玲奈ちゃん、
なんか今日良いことあったの?」
「えっ?なんで?」
「だってチビ達こんなに
上機嫌だし」
「ん〜?
今日はいつも通りだったよ」
「そうなんだ」
それから夕飯が出来るまでチビ達と遊んでいた。
「はーい、ご飯できたわよ」
チビ達を子供用の椅子に座らせた。
「では、いただきます」
「いただきます」
チビ達の口の周りはミートソースでぐちゃぐちゃになっていた。まぁ、自分で頑張って食べてるからいいか。食べ終わってから、チビ達の口元を拭いてあげた。
それから皆んなでお風呂に入り、寝室に向かった。
「あれ?お布団?」
「子供達が大きくなったから、
そろそろお布団で寝ようかと思って
昼間出しといたの」
「そうなんだ」
玲奈ちゃんは子供達を寝かしつけ、ベッドに上がってきた。
「玲奈ちゃ〜ん」
「もうっ…甘えん坊なんだからぁ」
あたしは玲奈ちゃんに思いっきり甘えてみた。
「玲奈ちゃんの身体柔らかい…」
玲奈ちゃんの胸元にちゅっとキスを落とし、パジャマのボタンを1つ外してみた。
「ちょっ、ちょっと…」
「声我慢して…」
「じゅ…じゅりなぁ…」
「たまにはいいでしょ?
パパも頑張ってるんだから〜」
「子供達起きちゃうよ…」
「玲奈ちゃんが声出さなければ
大丈夫〜」
「だって出ちゃうもん…」
「じゃあ、隣の部屋でしよ?」
あたしは静かに玲奈ちゃんと隣の部屋へ、やってきた。この部屋は前にあたしだけが寝ていた部屋だ。
玲奈ちゃんをベッドに寝かせて、パジャマのボタンを1つずつ外していく。
「なんか恥ずかしい…」
「毎日お風呂で見てるのに?」
「だって…」
「恥ずかしがってる玲奈ちゃん
可愛い」
またまた玲奈ちゃんを美味しくいただいたとさ。