中編
□シトラスの香りの彼女
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学校に着いても、あのお姉さんの
笑顔が忘れられなかった
その日、1日授業に集中出来なくて
大変だった
学校が終わり電車で
帰ろうかと思ったけど辞めた
次の駅まで行けば…
もしかしたらあのお姉さんに
会えるかも?!
なんて思い次の駅まで
歩いて行くことにした
駅に着くと案の定、誰も居なかった
そんな偶然に居るわけないか
電車が来たがあたしは
乗る気にもならなかった
電車が出発してから
誰かが走って来た
「あぁ〜、間に合わなかった」
その人を見るとあのお姉さんだった