短編▼
□瞳の奥の奥
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日常がつまらない
楽しいことが何もない
そんな時に君に出会った
ピットが乱闘を終えた後、ピーチ城で休憩しているところだった
今日は乱闘のないはずのマルスが息を切らして扉を開け、走ってきた
「マルス?なにやってんの??」
飲み物を口にしながらフワフワとマルスに近づいた
「べっつに…君にはなんにも関係のないことさ」
マルスは真剣な顔でピットを無視しながら階段を上っていく
ピットはそれに苛立ちを覚え、ぷくっと頬を膨らませた
「なにそれ、気になるから僕もついていこっと」
「いっとくけどジロジロみるなよ」
「はいはいわかったわかったー」
ピットは無視されたマルスを睨みながらもついていった
そんなピットのことをマルスは気に止めていなかった