フランの宣戦布告!

□6 〜髪を切る…
3ページ/3ページ

 





ーー数時間前

ミーは、ルッスがよく使っているという美容室に来た


『今日はどのようにしますか?』


と店員に聞かれる


『…………ショートカットにしてもらえれ ば何でもいいんでー。お任せでおねがいしますー』


『かしこまりました』


店員に話しかけられるのが嫌だったから狸寝入りをした


正直、美容室はあんまり好きじゃないんですよねー








ーー数十分後



『お疲れさまです♪こんな感じでどうでしょうか?』


店員が満面の笑みで髪型をみてせくれる


さすが……オカマが来るだけ腕は確かですねー


ジーッと新しい髪型をみる


『カッコよくなりましたね!最近、ショートカットが流行なんですよ〜♪』


『これでいいですー』


『はい、ありがとうございました』


会計をすませヴァリアー本部へ向かった


いつもより短い髪を触ってみる


髪が軽くなった気がしますー……せっかく髪を切ったんでしばらくこのままがいいですねー カエルは堕王子に無理矢理でも返します かー


名無しさんどんな反応するんですかねー 楽しみですー





 

ーー戻って





『ってことでー、ベル先輩ー』


ハッ!とベルも我に返った瞬間カエルの被り物を押し付けた


『っ!?なんだよこれ!』


『見てわかりませんかー?やっぱり目がないんですねー』


『ハァッ!?サボテンにすっぞ?』


『まぁ、おいといてー』


『おくのかよ』


スクアーロのツッコミを無視して


『せっかく髪切ったんでー、しばらくはのままでいようと思いますー、なのでー、お返ししますねー』


『ハァッ!?ちょっ!まてよ!カエル!?』


『じゃっ』とミーが言った瞬間幻術を って消えた


『おいっ!フラン!!』


ベルの叫び声はミーには届かなかった


これでしばらくあのカエルともお別れで すねー
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ