フランの宣戦布告!
□6 〜髪を切る…
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ーー数時間前
ミーは、ルッスがよく使っているという美容室に来た
『今日はどのようにしますか?』
と店員に聞かれる
『…………ショートカットにしてもらえれ ば何でもいいんでー。お任せでおねがいしますー』
『かしこまりました』
店員に話しかけられるのが嫌だったから狸寝入りをした
正直、美容室はあんまり好きじゃないんですよねー
ーー数十分後
『お疲れさまです♪こんな感じでどうでしょうか?』
店員が満面の笑みで髪型をみてせくれる
さすが……オカマが来るだけ腕は確かですねー
ジーッと新しい髪型をみる
『カッコよくなりましたね!最近、ショートカットが流行なんですよ〜♪』
『これでいいですー』
『はい、ありがとうございました』
会計をすませヴァリアー本部へ向かった
いつもより短い髪を触ってみる
髪が軽くなった気がしますー……せっかく髪を切ったんでしばらくこのままがいいですねー カエルは堕王子に無理矢理でも返します かー
名無しさんどんな反応するんですかねー 楽しみですー
ーー戻って
『ってことでー、ベル先輩ー』
ハッ!とベルも我に返った瞬間カエルの被り物を押し付けた
『っ!?なんだよこれ!』
『見てわかりませんかー?やっぱり目がないんですねー』
『ハァッ!?サボテンにすっぞ?』
『まぁ、おいといてー』
『おくのかよ』
スクアーロのツッコミを無視して
『せっかく髪切ったんでー、しばらくはのままでいようと思いますー、なのでー、お返ししますねー』
『ハァッ!?ちょっ!まてよ!カエル!?』
『じゃっ』とミーが言った瞬間幻術を って消えた
『おいっ!フラン!!』
ベルの叫び声はミーには届かなかった
これでしばらくあのカエルともお別れで すねー