短編

□黒子テツヤ 死ネタ
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死神くんパロ(ドラマ嵐大野くん主演)


主人公side

主「...どちら様ですか?

私の病室には知らない男の人が立っていた

死「突然申し訳ありません...こういう者です

主「...ご丁寧にどうも


死「おめでとうございます。桜野##NAME1##さん死亡予定者リストに貴方の名が記されましたのでお迎えに上がりました


主「...



死「あ...その死を恐れる人間が居るのは分かっているんですが何分運命を知らせるのが私の仕事なものでして


主「本当に...死ぬんだ私

死「疑わないんですね...私の事を


驚いた顔をする死神さん

主「自分の事くらい解ります。もう体が限界な事も...それで私いつまで生きれるんですか


死「明後日の朝、この時計が余命時間0になるまでです。死亡予定者にはやり残した事をやっておくように勧めるようになっているのですが...何かご希望はございますか?


主「希望?...本当に何でも良いんですか

死「はい


主「明日また此処に来て下さい

死「?解りました...それでは

そう言って死神さんは音もなく消えました


主「...本物だ...明後日までの命か


死ぬのは怖い...やり残した事はいっぱいある...でも明日あの場所で彼の試合を観戦しよう

主「...テツヤ


翌日


死「おはようございます


主「...どうも


死「それで今日は何をするんですか?


主「死神さんにやって貰いたいことがありまして


死「誰も居ません...行くなら今です


主「...はい


私の希望を叶えるためにはまず病院を抜け出さなければならない


そこで他人には見えない死神さんに外に誰も居ないか見張って貰い


死「無事に外に出られましたね


主「はい...無断で抜け出したのは初めてです。案外面白いですね


死「それでこれからどちらに


主「まずタクシーに乗って...目的地まで行きます



in大会会場


主「ギリギリ間に合った...はぁ



死「此処は?


主「あー...高校バスケの試合会場です


死「...?


主「今戦っているの私の同級生何です


WC決勝を観に来たのだ


主「私の...元彼が決勝に進んだんです


死「それを観戦しに?


主「まぁ...酷いことを言って別れたんですけど




...テツヤと赤司くんの学校の試合が始まった


いつの間にか居なくなって居た死神さんが帰ってきたのは試合が終わった後だった


主「...帰りましょう


死「会っていかないんですか?


主「...そんな資格私にはありません。それにあんなに嬉しそうな彼の顔が最後に見れて私はそれだけで満足です




私は翌日家族に見守られて生涯を終えた
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