中編
□マトリの匂いフェチ
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両親の故郷である日本に行く事になった
私はフランスで育ったけど両親は日本人
小さい頃から日本に戻る事は決まっていて
その為の教育も受けた
今は日本に向かう飛行機の中
私と一緒に日本に行くステラと私達を護衛するSP
ステラはもう夢の中だけど私は眠れなかった
睡眠するのを諦めフランス警察から渡された資料を読みながら到着後のスケジュールを確認していた
主「…ステラと居られるのは2日間だけか
その後のスケジュールは真っ黒だった
主「本当に居ないのね…日本には
秘密警察犬私達はそう呼ばれている
フランスには沢山居たが日本は現在0
最初は私だけだった日本行きがステラも行く事になってしまった
主「…貴方はどんな物から情報を得るのかなぁ
血から得るのは絶対に阻止しなければ
主「ステラの警護確か
その事が書かれているページまで捲る
主「緒方柚樹…か
1度仕事をした事があるがこの人無類の犬好き過ぎて
主「私は苦手なんだよね
実力はあるしステラが懐いてくれれば心強い
SP「そろそろ到着します
主「解りました…ステラを起こします
隣に座っているステラの体を揺らす
主「ステラ…起きて?
ス「…##NAME1##?
主「起こしてごめんね?もう直ぐ日本だから一緒にご飯食べよう
ス「食べるー!
主「じゃあ何食べたい?
ス「ヤギ肉!
主「…あるかなぁ?
1時間後
警視庁
主「あのパフェ美味しいかった?
ス「美味しいかった!##NAME1##も後で食べる?
主「私は大丈夫だよステラがいっぱい食べて
?「そうだな!いっぱい食べて大きくなれよ
ス「…!?
主「緒方さんステラの背後から声をかけないで下さい…怯えますまだ馴れてないんですから
緒「##NAME1##ー久し振りだな!元気だったか?先自己紹介した時は懐いてくれたと思ったんだけど
現に私の後ろに隠れてしまった
主「ステラ…大丈夫だよこの人は貴方を守ってくれる人…味方だよ
ス「味方?
犬バカだから虐められる事はない
緒「柚樹って呼んでね?ステラ
主「先抱っこしたからって調子乗んなよ緒方…ステラ泣かせたら家にある犬写真集燃やす
緒「##NAME1##は怖いなーステラは泣かせないよ…後何で知ってるの?
主「その件は黙秘します…ところで荻野さん私はマトリに配属される様ですが
荻「あぁ…薬効体質があるからそこに配属するそうだ
主「私を迎えに来る方は今どちらに?
荻「その渡部さんと言う人何だが急に出張が決まったらしい…二三日で帰って来るからと報告があった
主「だから…当初の予定から変更になったんですね
荻「すまないこちらの都合で
主「いえ…その分ステラと居られるので
ス「##NAME1##柚樹と一緒にケーキ食べに行こう?
主「ケーキ?でも私達これから仕事で確か千葉に
荻「ステラに馴れてもらう為だ…仕方ない
ステラと緒方さんが喋っている所から離れ
主「私は少し遅れて行きます。ケーキ屋の場所を連絡して下さい
荻「…あぁ連絡しよう
主「貴方にはお話しますが…ステラが緒方さんに早く馴れる為にも少し私は離れた方が良いと思って…少し後で皆さんを追いかけます
荻「…解った
主「よろしくお願いします
ス「##NAME1##?何のお話してるの
緒「そろそろ行くぞ?
主「私は遅れて行きます…フランスに報告があるので…ごめんねステラ一緒に行けないけど報告終わったら直ぐに追いかけるから
ス「…うん
緒「じゃあステラとコイツと先に行ってるな