長編

□赤い月
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今思い出すとあの運命の日も

月は赤かった

主「...何だか...不気味だなぁ

その時の私は呑気に月を眺めながら双子の姉の帰りを待っていた

まさか...この日を境に私達双子の運命が変わろうとは


思っていなかった


翌朝

主「おはよう!お母さん

母「##NAME1##。おはよう

その日はいつもと違って芽衣が居なかった

主「芽衣はまだ起きてないの?珍しい(私より早く起きるのに?)


母「芽衣ちゃん?新しいお友達の名前

私はキョトンしたお母さんの顔を見て耳を疑った


主「な...何の冗談?芽衣はお母さんの娘で私のお姉ちゃんでしょ

朝から何と笑った私


母「?貴女は一人っ子よ

主「...私は芽衣と双子の姉妹だよだから一人っ子じゃない

ボケちゃったの?

主「もう...お母さんの冗談に付き合ってたら二人して遅れちゃうから起こしてくる


二階に行って私の隣の部屋をノックする

主「芽衣?芽衣?...早く起きて学校遅れちゃうよ!

...静かすぎる

主「...入るよ


何故かは解らない


でも震える手でドアを開けた


主「...何これ


姉の部屋が変わり果てていた


母「今日は何だか...変ね...学校は休んで

主「芽衣の部屋が...


母「ずっと前から物置小屋でしょ


昨日まで居たはずの私のお姉ちゃんが消えました
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