長編
□虹の音
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シャイニング事務所の寮のある部屋では1人で黙々とパソコンをしている
主「終わらない
作曲家が居た
…夕方
主「これで今月はお終い
カチッとパソコンのマウスを操作し
伸びをしながら部屋を見渡す
主「掃除するか…
彼女の部屋は資料やゴミが溢れていた
部屋を出て掃除機のあるリビングに向かうと
主「ひっ
?「おはよう…何日前から起きてたの?
リビングにはQUARTET NIGHTの美風藍がソファーに座って居た
主「なっ…何で居るの?
美「決まってるでしょ?今度の僕の曲##NAME1##が作るんでしょ?その打ち合わせの為だよ
主「あー…聞いたような
美「しっかりしてよね。##NAME1##仕事何だから
主「解ってる。リリースいつ?
美「夏の予定…まだあんまり決まってないみたいだよ
主「って言うか鍵閉めてあったよね
美「ピッキングで開けた…案外簡単だったよ
最近の若者は恐ろしい…それ犯罪じゃ
主「一歩間違えば捕まってるよ藍
美「呼び鈴を何度も鳴らしたのに出てこない##NAME1##が悪いんでしょ
…集中すると何も聞こえなくなる上に今日は特に集中したかったからヘッドホンしてたから
主「ごめんなさい。気づかなかったら私が悪かったです。本当に
美「そう言うの良いから早く曲の話をしよう
主「はい。すいません
年下何ですがまた敬語を使ってしまった
美「##NAME1##また敬語になってる
主「意識して治しているはず何ですが敬語をどうしても使ってしまいます。
無事に早乙女学園を卒業してマスターコースで作曲家の先輩に言われたのだ
先「貴方は才能あるんだから自身持ちなさい!
主「はい!頑張ります
先「そうそう。後輩にも敬語何だって?
主「?はい
先「試しにさそれ辞めてみれば?敬語
主「えっ…
先「いくら才能があってもある程度精神的に強くないとこの業界やって行けなくなるから…さ
美「僕以外にも近々後輩が出来るから頑張りなよ
主「でも長年ずっと敬語だったので…ん?後輩って
美「何?知らないの。新しくマスターコースに来るんだって全員に社長がメール送ったって言ってたけど
主「携帯電池切れてます
美「緊急の連絡が入ったらどうするの?携帯の充電はまめにするのは普通でしょ
主「本当に緊急の時はパソコンに来るので…すいません充電しても?
美「ん…僕は台本読んでるからご飯でも食べたら?まだ何も食べて無いんでしょ?これ嶺二からお粥。それ食べたら曲の話するから
主「すみません。ありがとうございます。すぐ食べます
マスターコースに後輩さんが来るんですね。あーちゃんと教えられるんでしょうか私…っ胃が痛い