君と私の距離は…?

□私
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ガラガラ

『おはよう』
「おはよー」


「キャアッ!佐助君と桜さんが来たわよ!」
「おはようございます!!」
「本当にあの二人絵になるよなぁ…」
「佐助君もいーけど風魔君ともお似合いよ?」


教室に入ると教室の中が私と佐助の話が広がる。
こんな感じの反応は一年の頃からだからもう慣れた。


『佐助。小太郎は一緒じゃないのか?』
「うん。嬉しいことにアイツは4組。ちなみに鶴ちゃんは1組だぜ」


小太郎と鶴とクラスが違うのか。
寂しいな。せっかく、仲良くなれたのに…。


『そうなんだ。小太郎か鶴を佐助と交換してくれないかな?』
「ちょ!ヒドイヒドイ!俺様傷ついちゃうよ!?」


笑いながらそんなこと言われても信じられない。
まぁ、佐助とはなんだかんだ仲がいいから一緒のクラスで嬉しい。本人には言わないが…。


「うーん。HRまでかなり時間があるね。先生達入学式だし……」

『なんでこんな時間に登校させたんだ…?』


そういえば、朝の……あの白銀の子も新入生なのか…?


『佐助……朝の子って((「あー!そうだ!まだ時間があるから鶴ちゃんのとこにでも行かない??」


私の話を遮る佐助。
さっきから話を逸らすけどそんなに聞かれたくないのか。


『……そうだね。行こうか』

「うん♪」


もうあまり聞かないようにしよう。
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