短編

□もしも彼女がイベキャラだったら
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告白[複]

「そんなことない!」
「……えっ」
「オレだって同じ気持ちなんだ! 名前ちゃんが好きなんだよ!」
「う、うそ……だって私、地味だし……」
「いいや。名前ちゃんはいいところがたくさんあるじゃないか」
「その、えっと、た、たとえば……?」
「たとえば?」
「ほら! 本当にそうなのかなあって思ったの!」
「そ、そうだなあ。たとえば優しいところかな。名前ちゃん、一軍のマネージャーなのに、二軍の俺や矢部くんにまで気を遣ってくれるだろ?」
「……そ、それは、好きだからで」
「それでも、優しいと思ったよ」
「そっか……えへへ、嬉しいな」
「じゃあ、名前ちゃん」
「はい」
「改めて、オレと付き合って下さい!」
「……喜んで!」

体力が20上がった。
名前ちゃんが彼女になった。

クリスマス
デート1回目

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