Long Story

□女郎飼い(跡蔵)
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「跡部クン、あまり濡らさんといて…工口工口やん。撮りの主旨より品が無(の)うなるやんか」
「意表を突いていいだろうがよ」
ここは私立AV学園のAV科の、雌雄のトップ同士の撮影現場。
浪花の女郎と呼ばれる白石蔵ノ介を、帝王の跡部がシーツの中で激しく乱す図だ。
「しゃあないなぁ、この濡れた先っぽだけ挿れてみる?…どないなるかな」
跡部の硬い肉茎に、細っそりとした白い指が絡みつく。
自ら跡部の腹の上に跨り、肉茎の上にいやらしく腰を下ろしながら先っぽだけ咥えて制止した白石の眼が、悪戯げに跡部を見据えた。
「ほかの子の癖付いた野郎のコレ咥えさせられるんは、ちぃと妬けるやんね」
わざとカメラに向かって目線を送り、音声がよく通るように口にした白石だ。
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