*マジすか学園voice

□第6話【変わらないプライド】
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ギリギリのところで

私は校長室に駆け込んでセーフ!


「す、すいません!
 
 遅れました!」

「松井君だね。

 みんな
 
 君のことを待ってました。

 さ、そこに立ちなさい」

「は、はい……」


校長室には数名の生徒らしき

人たちが並んでいた。

皆同級生ってこと…?

すると隣にいた女の子に

声をかけられた。


「あんた、時間も守れへんの?」

「あっ……すいません」

「いいんやけど、足…ふんでんで?」

「う、うわぁっ!!

 ご、ごめんなさい!!」


何だよ〜!

さっきから散々な目にしか

あってないような……。

てかこの子、関西人?

"へんの?"って……


「えー全員揃ったので

 私から話を少しだけさせて下さい」


うわ、校長先生の"少しだけ"は

少しじゃないじゃんー!!

しかも立ちっぱなし……。

あぁ、今日は厄日かな……。

はは。
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