*マジすか学園voice
□第10話【階段を見つめた先に】
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翌日目覚めよく起きた私は
制服に腕を通し
マジ女へと向かった。
今日も道はヤンキーで
溢れかえっていた。
そんなヤンキーたちを見ながら
ふと私は色々考えていた。
この人たちは何のために
戦うのだろう、と。
そして私は
何のために戦いたいんだろう?
私の答えはすぐに出た。
私は……
大切なものを守るために
強くありたい、と。
じゃあ今の私には何ができる?
力も何もない自分は
どうすればいい?
そう思った私は
握りしめた拳をみつめながら
あることを決心していた。
「………」