未完成

□やまもとさんおおたさん
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「ななしー」

「近い近い!
てか、ツンデレどこやしたん!」


次の日、楽屋に入るとななしとゆーりがくっついとった


「ゆーり、ちょっと、、」

「ん」

「彩さん、おはようございます!!」

「おー」

「??」

「ななしー」

「あーはいはい
ほんなら、今日も頑張りましょうね!」


あたしが来たのに気付いてゆーりから離れて声をかけてくれたのに、素っ気なく返すと不思議そうな顔をしてゆーりのところに戻っていった


「素っ気な」

「朱里」

「ゆーり取られて拗ねとん?」

「べつに。」


ゆーりやなくてななし取られてやけどな


「ななしー」

「はーい」

「ちょっと来てー」

「すぐ行きます!!
ゆーり、ごめんな」


朱里はゆーりやと思ってななしを呼んだ


「見すぎです」


ゆーりと目が合うとこっちに来た


「別に見てへんけど」

「昨日、ななしに告白しました」

「そーなんや」

「そんなこと言って、内心ドキドキしてますよね」

「は、なんでやねん」

「ななしから聞きましたもん」

「なにを」

「そーやってバレなかったらいいって思ってるの、彩さんだけだったりして」

「は?」

「ななしの気持ちは考えたことありますか?」

「2人で秘密にするって決めたんやけど」


まずななしの気持ちってなんやねん

ななしはみんなに言いたいってことなん?
けど付き合う時にメンバーには内緒にしてって言うたのななしやし、、


「…絶対私の方がななしのこと見てます」

「あたしの方が見とる自信あるけど」

「はぁ。ななしも大変ですね」

「いやいや、え?ちょ、ゆーり」

「ななしー」


ななしの背中に抱きついたゆーり

ななしもなに嬉しそうにしとんねん。
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