しちゃいました

□もやきゅん
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「名無し?」

「あ、ごめん」

「ええけど
なんか変やで」

「ごめん」


あれから2日して彩に会ったけど、こないだのことを考えてしまって彩と会話中もぼーっとしてしまった


「このあと家くる?」

「んーなら行こーかな」

「それとも、遊びに行く?」

「どっちでもええよ
…あ、学校に忘れもんした!」

「ほんなら学校寄って遊びに行くか」


彩の運転で学校に寄ってもらった


「名無し、帰ったんじゃなかったの?」

「忘れ物してん」

「あ、あの車って」

「へへ、せやで」

「大人ー笑」


忘れ物をもって車に戻ろうとするとゆーりと会って話しとると彩の話になった

ゆーりには前から彩の事話しとったから見るのははじめてやけど、理解してくれとる


「あんまり待たせたら悪いから帰るね」

「うん、またね」


車に戻って彩の顔を見るとなんか、怒っとるよーな、不機嫌のよーな…
待たせすぎたかな


「今の、こないだ遊んどった子?」

「うん」

「ふーん」

「彩、怒っとる?」

「名無しのこと好きそうやったな」

「え?…きゃぁ、」


シートを倒されてそのまま組み敷かれた

この状態でドキドキしてしまっとるとか不謹慎よな。。
でも、めっちゃ心臓やばいねん


「告白された?」

「されて、へん」

「どーだか」

「…ほんまやで
本人に聞く?」

「いい」

「彩」

「ん、」


彩の首に腕をまわしてキスをした


「えへへ
私は彩しか見てへんから大丈夫やで」

「あーもー!」

「え、ちょっ…」


さっきより深く口付けされて頭がくらくらしだした


「名無しが可愛すぎて止まらへん」

「ええよ」

「あたしん家行こうか」

「うん」


とうとう私、大人の階段のぼります!


-END-


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