未完成

□やまもとさん
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「ななし、お酒買ってこーい!!」

「近所迷惑!」

「はよ行けー」

「はいはい」


高校から仲良かった彩と里香ちゃんと大学で仲良くなったまーちゅんとみるきー、彼女の菜々ちゃんと私の家で宅飲みしとると、お酒が少なくなって酔っとる里香ちゃんに言われて車の鍵と財布をもって行く準備をした

宅飲みって言うても私お酒飲まれへんからジュースしか飲んでないし、免許持っとるの里香ちゃんと私くらいやし。


「ななし、一緒に行ってもいい?」

「着いてきてくれるん?」

「うん」

「ほんなら一緒に行こ」

「やった」


玄関を出ようとすると菜々ちゃんに腕を掴まれて聞かれた。

彼女がこんな可愛いことしてきて断れる人なんかおらんやろ


「ななしー」

「彩、どしたん?」

「あたしも着いてく」

「いるもん言うてくれたら買ってくるのに」

「えーのえーの
はよ行こ」

「わかった」


まさかの彩も着いてきてくれるらしく、後部座席に2人が座った


「彩さん、多すぎん?」


歩いていくには少し遠いコンビニについてカゴにこれでもかとお酒を入れてく彩。


「岸野がいっぱい買ってこいって」

「はぁ、里香ちゃんだけは…」

「ななし、おつまみも買っとこ」

「せやな」


菜々ちゃんが適当に選んだおつまみもカゴに入れてお会計をしとる間に菜々ちゃんたちには車に乗っとってもらった


「おまたせ」

「ななし、隣乗ってもええ?」

「ぇ?」


車に戻ると菜々ちゃんが真面目な顔しとるから声かけようとすると彩が隣に言ってもいいか聞いてきた


「あかん?」

「ええけど…」


菜々ちゃんはなんも思わんのんやろーか…


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