恋を
□あたしがサンタ
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「なぁなぁ、さや姉ー?」
「なんやねん」
いきなり肩をトントンされて振り向くと山田がおった
「どんな名前の人と付き合いたい?」
は?
こいつ頭おかしくなったんじゃねん?
「どんな名前ってどーゆーことやねん」
「やーかーらーっ!!
山本さんとかおるやろ?」
山本さんチョイスとか笑
「よーわからんわ笑
好きになった人の名前で」
「私はな、三田さんと付き合いたいねん!」
いや、聞いてないねんけど笑
「三田ってことはまおきゅん?」
「あ、まおきゅん三田さんやなぁ…」
「まおきゅんと付き合えば?」
「なぁなぁ、理由聞かんの??」
聞いてほしいんかい笑
「なんで三田さんなん?」
「だってな、三田って"サンタ"って読むやろ?
クリスマス、サンタさんからプレゼントもらえるんやで?
嬉しいやん♡」
はぁ?こいつの頭ん中大丈夫か?
「そんなにサンタからほしいん?」
「やってクリスマスやで??」
「あたしは三田じゃなくてもサンタになってあんたにプレゼントあげるわ」
「え?」
あれ?今あたしさらっと告白した!?
ヤバイヤバイ…
やってしもーた。。
「さや姉が私のサンタさんになってくれるん?」
「お、おう…」
「ふふっ…ありがと♡」
抱きついてきた山田
これはどーゆー意味でとらえたらええんかな…?
まぁ、結果オーライ…やな?
-end-