恋を

□あつゆうちゃん
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「あっちゃーん…」


あっちゃんにちゅうしようとすると逃げていったあっちゃん…


「優ちゃん、あっちゃんと喧嘩したの?」


うなだれてる私のところに寄ってきたにゃんにゃん


「喧嘩はしてない、はず…」


だって、喧嘩することなかったし、、
してないよね…?


「優ちゃんが無意識に嫌がることしたんじゃない?」


にゃんにゃんは相変わらず素っ気ない感じで話してきた


「嫌がること…?」

「無理矢理したとかさ」


無理矢理はしてない
必ずする時はあっちゃんの許可を得るもん…


「ま、頑張ってー」


ちょ、小嶋さん
話聞いてて逃げるの!?
まぁ、そこがにゃんにゃんらしいけどさ。。

あっちゃんはたかみなに抱きついて寝たり、麻里ちゃんに甘えたり…

近づくと逃げていっちゃうし…


「優子ー」

「なんだよ。。」

「敦子と喧嘩したん?」

「うぅー…たかみなのせいだー!!」

「えぇ!?」


にゃんにゃんと同じことを聞いてくるたかみなに当たってしまった


「たかみなが私のあっちゃん取ったんだ!!」

「ちょっ!
敦子のこと取ってないですよ!!」

みんながたかみなとのやり取りを見てきた

「たかみながあっちゃんに色目使うからだ!!」


他の人に当たるのは迷惑なのわかってるけど、止まらないよ。。
涙も出てきて、もぉやだ…


「あっちゃんのばかぁー!!」


叫んで楽屋を飛び出した

なんでたかみなや麻里ちゃんにはベタベタするのに私にはしてこないんだよ…
確かにあっちゃんは私と付き合う前にたかみなが好きだったけどさ


「ばか…」

「優ちゃん、誰がばかって?」


後ろから声がして振り向くと愛しいあっちゃんがいた


「あっちゃん…」

「楽屋であんな大声で出てったら私が悪者みたいじゃん」


あっちゃんが悪いんだもん


「…」

「優ちゃん、少し話そ?」


あっちゃんに手を引かれて非常階段に行った


「…」

「優ちゃんの笑顔が好きなんだけどな…」


私の笑顔だけなのかよー。。


「後は優しいところ
それと私にぞっこんなところ」

「うん…」

「あ、ヤキモチ妬いてくれるところも好きだよ」


あっちゃん…


「優ちゃんは私のこと嫌い?」


あっちゃんは座ってるから上目遣いで見てきた


「嫌いなわけないじゃん!!
大好きだよ!!」

「ふふ、良かった」


ニコッて笑ったあっちゃん


「ごめんね??」

「なにが??」

「ちゅう…」

「あぁ…傷ついた」

「だってね、ヘルペスできちゃったんだもん…」


優ちゃんにうつったら嫌なんだもん…って唇を突き出すあっちゃん


「私、ヘルペスできない!!
だからしていいんだよ??」

「本当?」

「うん!
そんなことなら言ってくれればいいのに」

「だってー。。」

「あっちゃん、ちゅうしよ?」

「うんっ!!」


ギュッと抱きついて来たあっちゃんの顎をクイッとして唇を重ねた


「優ちゃん、もぉ1回しよ?」

「1回だけ?」

「ううん、たくさん!」


笑顔で言ってきたあっちゃんに深い口付けをした


-end-

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