恋を
□好きな人の好きな人
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「菜々ちゃーん！！」
「菜々さーん！！」
「おばちゃーん！！」
「誰がおばちゃんやねん！！」
あちこちで呼ばれる山田
同期にも後輩にもみんなから愛されキャラのアイツはライバルが多い
絶賛山田に片想い中…
「彩ちゃん、また菜々ちゃんに妬いてるん？」
「美優紀…」
ソファーに座って山田を見とると隣に美優紀が来た
「彩ちゃん好きな人のことになるとヘタレよな笑」
「しゃーないやんか…」
「彩ちゃんが動かんと菜々ちゃん取られるかもやん？」
「わかっとるわ…」
「彩ちゃんが動かんのんなら私が菜々ちゃん貰おっかなぁ」
「は？」
コイツは歯ぐきを丸出しにして笑った
「冗談やから怒らんといてって」
「山田を好きなヤツなんかたくさんおるもんな…」
「彩ちゃん？」
「よっしゃ、あんたのおかげて気合い入ったわ！！」
美優紀にありがとうと伝えてMメンに囲まれとる山田のところに行った
「山田、ちょっといい？」
「さや姉から来るなんて珍しいなぁ」
「まぁな」
「どしたん？」
「ちょっと…外行かん？」
「ええけど…」
山田を連れて空き部屋に行った
「さや姉、どしたん？」
「あの、さ…」
「ん？」
山田をチラチラ見てると目が合った
「好き、やねん」
「へ？」
口からポロッとでた好きに山田はマヌケな声を出した
「山田のことが好きみたいやわ…」
「…」
「なんか言えや…」
「や、やって…」
山田はフリーズしとった
「山田のことが好き」
「っ〜//」
顔が真っ赤になった山田
「期待していい？」
「う、うん//」
やべぇー。。
超山田が可愛い
「わ、私もさや姉のこと…好き//」
(ｷﾞｭｯ
「さ、さや姉！？//」
可愛すぎて抱きしめてしまった
「付き合お？」
「うん！！」
ギューって抱きついてきた山田が可愛すぎてキスをした
「///」
「キスだけで照れとったらそれ以上できんやん」
「やって恥ずかしいねん…//」
「菜々、かわいいな」
菜々と呼んで頭をポンポンしたらもっと赤くなくなった
「さや姉に菜々って呼ばれると照れる//」
たまには菜々って呼んでやるか！
-end-