恋を

□あつみなちゃん
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Atsuko said.

「前田さーん!!」

向こうから走ってくる見覚えのある子

「さや姉だぁ」

「前田さん、やっと会えましたね!!」

「確かに、同じ学校なのにね」

「前田さんに会えんくて寂しかった…」

犬みたいにシュンとなるさや姉に胸がキュンとなる

さや姉とはバイト先で一緒になって、初めは2人とも人見知りだから話さなかったものの、少しづつ話して行くようになって、同じ学校ってことを知ったんだけど、流石にこの学校人数が多いだけある…
会おうと思っても教室まで行かなければ全くって言っていいほど会えない

「バイトもかぶることなかったもんね」

「はい…
最近優子さんとばっかりやし…」

優子は私と同い年で同じクラス
そして、一応幼なじみ

「優子はお金稼ぐって言ってたから基本入ってるからね笑」

「優子さんとは楽しいけど、やっぱ前田さんとがええです…」

「じゃぁ、今度友達と一緒にさや姉が入ってる時に行くよ!」

「ホンマですか!?」

「うん!」

「なら、待っときますね!!」

一瞬にして目が輝いたさや姉

「ふふ、わかった笑
ならまた今度ね」

「あ、はい!」

さや姉に手を振れば控えめに頭を下げられた

礼儀正しいかわいい後輩ちゃん

「敦子ー」

「あ、たかみなぁ」

「やっと見つけた!
どこおったんやぁ」

みんな探してたよ?って心配そうに言ってくるたかみな

「さや姉と話してたぁ」

「敦子はさや姉大好きだなぁ笑」

「だってね、超可愛いんだよ?」

「えー高橋はー?」

「たかみなは私の彼氏でしょー?」

「あたしは男じゃなくて女なんですけど…」

「ちっちゃいことはいいのー笑
ほら、行こっ?」

まだブツブツ言ってるたかみなの手を握って教室に戻った

「あっちゃんおかえりー」

「あ、優子ー
さっきさや姉と会ったよー!」

「あ、さや姉と会ってたの?
さや姉、あっちゃんに会いたがってたから喜んでたんじゃない??」

「走ってきたよ笑」

「さや姉、あっちゃんのこと大好きだもんね笑」

「なんでかわかんないけど、好かれてる笑」

「あっちゃんの後ろの子もあっちゃんのこと大好きだよね笑」

後ろ?

「あーたかみなのことか笑」

「あたしが1番敦子のこと好きです…///」

「あはは、たかみな真っ赤ー笑」

「私もたかみなが1番好きだよー♡」

たかみなにギューと抱きつくと

「し、知ってます//」

って真っ赤になって抱きしめかえしてくれた

「イチャイチャするなら向こうでやれー笑」

優子はニヤニヤしながら席についた

「からかわれちゃったね」

「敦子はあたしのって分かってもらえたからいいです!//」

真っ赤になってるたかみなが1番かわいい♡

-END-

なんか軽く書こうかなぁって殴り書きで書いたら終わりが…笑

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