過去拍手文
□彩ちゃん
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「さや姉ー!」
「なんやねん」
「なんやねんっ!」
あたしの真似をするあの子
AKBさんのメンバーであたしが東京に来ると会える彼女。
「用ないんなら行くでー?」
「ダメやでー」
あたしより年下なこの子はあたしのことが大好きなのか、はたまた関西弁が好きなのか、いつも真似をしてくる
「もーなんやねん」
「一緒にいたい。
じゃ、だめ…?」
上目遣いで言ってくる彼女にあたしはまたハマる
「あかんくないで
ほら、あたし自販機行くねん
一緒に行こ」
手を差し伸べれば満開の笑顔で手を握ってくれる
「さや姉さや姉」
手をぶらぶら前後に動かしながらあたしのことを何回も呼ぶ彼女
「さっきからなんやねん」
「えへへ、好きやで♡」
「…ばーか。」
慣れへん関西弁が上手になっとるのはほかの誰でもないあたしとばっかおるから。
あたしが慣れとるはずの関西弁で言われてもなんとも思わへん。
そー思っとったんやけど、この子の関西弁は破壊力がありすぎや。