恋を

□やり返し
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「あっ!山田ー!!」

「ももちゃんやぁ!」


彩の部活を見に行ったら1つ下のももちゃんが話しかけてきてくれた
彩の真似して山田呼びなんやけど毎回彩に怒られとるのに呼び方を変えない。笑


「百花ー!!」


ほら、また怒られてる笑


「山田、百花がごめんな…」

「大丈夫やで!ももちゃん私に懐いてくれとるんやし」

「…百花は懐いとんやないで」

「ん??」

「いや、なんもない」

「山田ーーっ!!…げっ」

「百花っ!!げっやないやろ!!」

「先輩やって山田って呼んどるんやしいいやんか…」

「あんたは年下やろーが!!」

「顎は黙っとれや」

「あぁ!?」

「山田、今度の夏祭り一緒に行かへん?」

「百花、あとでしばきやな」

「ももちゃん、ごめんな…
夏祭りな、彩と一緒に行く約束してんねん…」

「百花、遅かったな」


フッと鼻で笑った彩を睨むももちゃん
ほんまここの2人は兄弟みたいやな笑


「2日間ともこの顎と行くん?」

「いや、1日目は花火あがらんから約束してないで」

「よっしゃ!!
なら1日目にうちと行こうなー!!」


ももちゃんはそのまま部活に戻って行ってしまった


「はぁ!?
ちょ、百花待てや!」

「彩も1日目一緒に行く??」

「は?」

「行きたいんやろ?2日とも!」

「いや、そーじゃなくて…」

「ん??」

「よし、1日目は3人で行くか!!」

「うん!!」


彩はなにか言いたげやったけど、部活に戻って行った


「あ、山田っ!!」

「なにー??」

「大好きやからっ!!」

「ほへっ!?」


ギャラリーもたくさんいるのに照れるやんか…


「あはは、顔真っ赤になってんで笑」

「っ〜…」


彩はしてやったりな顔をしていた


「さやかっ!!
私も大好きやで!!」


今度は彩が真っ赤な顔になっていた。笑


-END-

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