恋を
□あたしの
1ページ/1ページ
学園一モテる美優紀。
「みるきー今日も可愛いなぁ」
「みるきーはいつも可愛いんじゃ!!」
「百花、それみんな知ってんで…」
教室の窓から外を眺めながらみるきー談をしているまーちゅんと百花
この2人は美優紀のことが好きすぎやねん
「おはよぉ〜…」
きた。
あたしの好きなやつ。
「山田、今日は遅刻せんかったな笑」
「いつも遅刻しとるわけやないもん…」
変な声。おばさん。ぽんこつ。ちんちくりん。
けど美優紀よりも何倍もかわいいんや、山田は
「あ、菜々ちゃんおはよー」
「まーちゅんもももちゃんもおはよ」
山田はそのまま席についてしまった
「はあぁぁ…みるきー可愛いなぁ」
「あ、みるきーに近づく男発見!!」
「どっ、どこや!!」
「あそこや!」
「あいつー!!」
「行くで、百花!!」
「はいよっ!」
バタバタと教室を出て行った2人
クラスのみんなはクスクス笑っとった笑
もちろん山田も
「山田、今日さ…「なーなちゃんっ♪」
「あ、けいっちやぁ!!」
窓から現れた上西
上西は1つ上の先輩なんやけど、山田のことが好きやからわざわざクラスまで会いに来る
「菜々ちゃん、今日バイト休みやろ?
恵とデートしよっ?」
「けいっちもバイトないん??
ええよー!」
それでもってあたしが山田に言おうとしたことを全て持っていかれた…
「あ、彩も行く?」
「さや姉も今日ひまなん??」
「いや、あたしは…」
「いいやん!
な、彩も行こ??」
腕を掴んで上目遣い。
こいつ自分の事かわいいって自覚しとるやろ
実際可愛いねんけどな…
「なら行く」
「やったぁ!
3人でお出かけとか初めてやんな?♪♪」
上西には悪いけど、こいつのこと誰にも渡したくないねん
上西は軽く睨んできたけどすぐに笑顔に戻ってしまった
「ならHR終わったら迎えにくるな?」
「わかった!!
放課後楽しみやんなっ♪」
「またね〜」
山田の頭をポンポンして帰っていった上西
「あ、彩!
さっき言おうとしとったことってなに??」
「あーあんたの変な声聞いとったら忘れたわ」
「もーっ!変な声ちゃうわ!!」
「耳キーンってくるからデカい声出すなや…」
「むぅ〜…」
すぐフグになる山田。
「ぶぅぅ〜」
ほっぺを手で抑えると空気が抜けて変な音が出た
「あははははっ笑」
「もぉ〜っ!!」
恥ずかしかったのか真っ赤になった山田
「可愛いな…」
「ん?」
「いや、なんでもない笑」
「なにそれー笑」
山田とおったら飽きんわぁ、、
ずっと一緒におっても楽しいし、からかいがいがあるし、こんなやつと付き合えたら楽なんやろーな…
って言っても山田にしか興味ないねんけどな笑
-END-
放課後書こうとおもったんですけど、長くなりそうなんで切りました。。
恵ちゃん少ししか出てきてないです…
ごめんなさい。。
リクエストしてくれたアリスさん、ありがとうございました!