恋を
□おしおき
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今日、撮影終わったら山田の家に行くっていってたんやっけ
帰ってお仕置きやわ
「さやかさやかっ!!」
楽屋に戻ると山田がニコニコしながら来た
「なに?」
「今日家来てくれるんよな??
2人で買い物して帰ろーや!」
人の気持ちも知らずにニコニコしやがって
「外食で良くない??」
「いややー!
2人で作りたいねん」
「めんどいやんか…
けど、そんなにつくりたいんならいいで」
「ほんまに!?
なら約束なっ♪」
ぴょんぴょんしながらどっか行こうとした山田の腕を掴んだ
「彩??」
「えっと…」
「彩、どしたん?」
腕をひいてキスをした
「っ…」
「好きや」
「うんっ!!」
「ニヤニヤすんな、はげ」
「ふふ」
隣に座った山田
「なんやねん、どっか行くんやろーが」
「彩が隣におってほしそうやけんおるわ」
ニコッと笑って肩に頭をかけてきた山田
「あつい、くっつくな」
「私寒いねん
やからあっためて?」
ほんま、こいつだけわ…
「なら、あっためてやるわ
ついてこい」
「??
どこ行くん??」
「あっためてほしいんやろ?」
頭に?を浮かべながらついてきた山田
もちろん行ったのは使われてない部屋
「さ、さやか…?」
何かに気づいたらしい山田は少しビビってる
「あっためてあげるんやで?」
「う、うん…」