恋を

□山脈?脈ありです
2ページ/2ページ

(キーンコーンカーンコーン


チャイムがなって昼休憩。


「さや姉ー!!」


山田がふぐ顔で来た


「どしたん?」

「どしたん?やない!!
誰が寝ていいって言った?
パーカー自分で取りに来てや!」


はぁ!?
山田はパーカー配ってなかったやんか…


「もー!!」


ブツブツ言いながらあたしの足をまたいで膝の上に座ってきた
もちろんこっちに向いて


「ちょっ」

「何勝手に寝とんねん」


あたしのほっぺを両手で挟んできた


「んー!
いつ寝たか記憶ないねん」


手を払い除けて言った


「もー!!」

「まぁまぁ、そーふぐになりなさんな笑」

「まぁええわ
なぁ、愛してるゲームしよ!!」


は?


「なにそれ?」

「まぁ、見よって!」


ぎゅって抱きついてきた山田


「さや姉、愛してる」


え//


「愛してるよ」


ちょっ//


「あいらびゅー」

「ちょっ!//」

「あはは、真っ赤になっとる笑」


そりゃ真っ赤になるやろ!!
好きな人に耳元で愛してるって言われたんやで?
誰でも真っ赤になるわ!!


「山田」


ちょいちょいって手招きして耳元で


「あたしのが愛しとる」


って言えば山田も赤くなった


「ば、ばか//」


これって脈ありですか?


-end-
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ