恋を

□交換条件
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「菜々ちゃん、待ってたよー」

「優子先生…」

「ここじゃあれだからほかのところ行こーか」


優子先生についていくと空き教室についた


「入って」


優子先生に言われるがままに中に入ると鍵を閉められた


「今、カギ…」

「菜々ちゃんが逃げないよーにね」


それと誰かが入ってこないようにねって付け加えた優子先生


「は、話すだけ…ですよね?」

「他に何を期待してるの?」


ニヤニヤしながら近づいてくる優子先生


「近づかんといて…」


後ずさりしてたのに壁にあたってしまった


「菜々ちゃんが期待してるのってなに?」


顔の横に手をつけて壁ドンしてくる


「いややっ…!」


近づいてくる顔
白衣に伸びる手


「やめて…彩っ…」


優子先生の唇がぶつかり白衣の中に入ってきた手


「っ…」


肩を押しとるのにビクともせん


「んっ…」


舌を入れてくるしブラを外されるし…
もぉいやや…彩、ごめん…


「菜々ちゃん、泣いてるの?」

「うぅ〜…」

「泣いても山本さんと付き合ってるのには変わりないんでしょ?」

「誰にも言わんといて…」

「ならやろーよ」

「え…?」

「交換条件。」

「どーゆー…」

「菜々ちゃんと私がやる
それで山本さんとの関係はバラさない」


私が優子先生とやらんかったら彩との関係が言いふらされる…


「…わかりました」

「私、ずっと菜々ちゃんのこと好きだったんだよね」

「彩とのことは言わんといてください」


優子先生とやれば…
1回我慢すれば…私が我慢すれば彩とのことを言われんですむ…


「彩、ごめん…」

「ん?」


優子先生が近づいてくる中、彩に謝った
やってる最中も彩への謝罪の言葉ばっかり考えとった


-end-
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