恋を

□OMG
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「愛菜つぎあれ食べよー!!」

「菜々、あそこのコロッケほんまに好きやな笑」


愛菜の腕をひっぱって大好きなコロッケ屋さんまで走っていった


「おばちゃん、コロッケ2つね!」

「え、愛菜食べへんよ?」

「えーなら私が2個食べるー!!」


おばちゃんからコロッケをもらってハフハフ頬張っとった

汗まみれのジャージの上下
油断してた。
まさかこんな格好で会っちゃうなんて…


「山田?」

「え…?」


後ろから声をかけられて振り返ったら、絶賛片想い中のさや姉がおった


「あ、彩やん!
彩も部活帰り?」

「おう!
山田は相変わらずやな笑」


さや姉に会うんならもっとかわいい格好で会いたかった…


「やって、お腹減っとるんやもん…」

「あはは、山田らしい笑」


夕陽に染められて笑うさや姉
いつみてもかっこいい。
爽やかすぎやねん

それに比べて私は汗でベタっとした髪。
変なピンどめ。
すっぴん…


「そこがまた菜々のかわいいところやろ?笑」


恋をすると後悔ばかりで自信なんてもてへん。

さや姉と愛菜が歩く後ろで1人で反省会

こんな格好で会っちゃうなんて最悪やん…
ずっとずっと大好きやのに大失敗や
髪もきめて、よそいきの顔で会いたかった…

ふと前にいるさや姉がニコッと笑って言ったんや


「山田らしくて、好きやで」


-END-

そー!
オーマイガー!です!!
さやななちゃん!!

こーゆーのなら書けるのにどうして他のが書けない…苦笑

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