しちゃいました

□ひみつ
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「おかえりー」

「名無しさん今日はやいんですね」

「あの後なんもあらへんかったからなぁ」


名無しさんと一緒に住んどる家に帰るとエプロン姿の名無しさんが出てきてくれた

実は他のメンバーには誰にも言ってへんけど付き合ってん
名無しさんも誰にも言ってへんって言うとったし、ほんまに誰も知らへんと思う


「久しぶりに帰ってこれた」

「最近大阪が多かったもんな
コートとカバンもらうで?」

「ええから先に座っといてください」

「わかったぁ」


いつも家に帰るとあたしのものをもらいにくるけど、毎回断っとるのになぁ

家までしっかりしてくれんでええのに


「お風呂、浸かるやろ?」

「せやなぁ」

「お湯張っとるから食べたら入ってき?」

「名無しさんは?」

「洗い物したら入るで」

「ほんなら洗い物あたしするから一緒にはいろーや」

「久しぶりに、な?」

「うん」


久しぶりに帰ってこれたのに名無しさんだけに動かすわけには行かへんし、なにしろあたしが名無しさん不足やから補給せな


「さや姉、また痩せたやろ」

「いや、ちょっと筋肉が…」

「お腹とかへっこんでてええなぁ」

「名無しさんやってへっこんでるやないですか」

「やけどさや姉みたいに割れてへんし」

「名無しさんは割れてへんほうがええですって」

「おっぱい大きいのにスタイルいいし、羨ましい…」

「名無しさんもスタイルええやん」

「でもー…」


お風呂の縁に顎を乗せてあたしの身体をガン見する名無しさん


「そんなに見られたら恥ずかしいです」

「やって羨ましい」

「名無しさんかムキムキになったらいやや笑」

「やけど、こーやってみたら自分の身体が恥ずかしいもん」

「名無しさん」


全部洗い終えて名無しさんの後ろに抱きしめるように入ると名無しさんは少しだけ身体を預けてくれた


「入浴剤入れればよかった」

「えーなんでですか」

「やって…」

「ほら、見てください」

「いややぁ。。」


名無しさんの豊富な胸を包むと顎を肩に乗せてない方へぷいっと横を向いた


「名無しさん、こっち向いて?」

「いや」

「名無し。」

「んんー…」


呼び捨てにすればゆっくりこっちを向いてくれた

顔を隠す前にちゅっとキスをすればお風呂のせいなのか顔を真っ赤に染めた


あーあかんな。
今すぐここでしたくなってきた…
やけど、名無しさんのぼせやすいし我慢せなな


「さやか、」

「ん、名無し、久しぶりにしよーや」

「うん」


名無しさんからキスをしてくれて耐えられへんくて聞いてみるとOKをもらったので急いでお風呂から出てパジャマを身につけずにベッドに運んだ


あつい夜のはじまりはじまり。


-END-


裏指定とかなかったので切りました。

リクエストありがとうございました!!
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