しちゃいました

□好きになったらどーすんねん
1ページ/2ページ

「ゆーり、昨日の見た?」

「見ましたよ!」

「ゆーりなら見ると思ったで
やばかったよな」


彩ちゃんまだこーへんなぁって思っとるといつもみたくゆーりと一緒に楽屋に来た彩ちゃん

ゆーりゆーりってあなたの彼女、私なんですけど!!


「名無しちゃんまた見とるー」

「愛梨ちゃんうるさいで」


彩ちゃんを見とるといつも愛梨ちゃんにからかわれる


「そんなに見るんなら言えばええやん」

「なにを」

「私にも構ってーって」

「言えるわけないやろ!」

「言わな伝わらへんで?
愛梨が呼んできてあげる!」

「ちょ、愛梨ちゃん!!」

「さやかさーん!!
名無しちゃんが呼んでます!」

「呼んでへんから!!
愛梨ちゃん行くで!!」


楽屋なのに大きい声で彩ちゃんのこと呼ぶからみんな見てきたやんか!!

恥ずかしくて愛梨ちゃんの手をつかんで廊下に出た


「せっかくチャンスあげたのに」

「頼んでへんもん」

「あーぁ。」

「そんなん、言えたら苦労してへんし…」

「もー…
大丈夫?」


愛梨ちゃんにぎゅーっと抱きしめられて少しだけ涙が出た


「私よりゆーりの方が可愛いし、彩ちゃんと気が合うし、私ダメダメやもん。」

「ネガティブにならんといてー」

「むーりー…」

「名無しちゃんはダメダメやないから、な?」

「うぅー…」

「愛梨がついて行くからちゃんと言お?」

「ん、わかった…」


えらい!って言いながら頭をわしゃわしゃ撫でてきた愛梨ちゃん


「もー崩れるやろー?」

「彩さんに褒めてもらうためにセットしたんやろ??」

「べつに、そんなんとちゃうし」

「かわいー♡」

「んー!!」


愛梨ちゃんはガバッと抱きついてほっぺをスリスリしてきた

私は愛梨ちゃんのペットかい笑


「ゆーり、これ見てや」

「え、やばいです!!」


意を決して楽屋に入ると携帯の画面をゆーりと一緒に見とる彩ちゃん。

顔、近すぎやで
ちゅうできそうな距離やんか


「やろ?」

「どこで入手したんですか?」

「内緒」

「教えてくださいよー」

「えーあんな…」


ゆーりの耳に近づいてコソコソと話す2人。


「名無しちゃん、行くで」

「や、やっぱまた後でにしよ、な?」

「後っていつやねん」

「収録終わってから、とか?」

「えぇー」

「ほら、なんかお腹痛くなってきてん」

「もー…
ほんなら終わったらすぐ行くで?」

「うん。。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ