しちゃいました

□もやきゅん
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「あー楽しかった」

「笑い疲れた」

「それこっちのセリフやから笑」


ゆーりとカラオケに入って3時間くらい時間潰したけど、面白すぎて笑い疲れたわ笑


「この後どーする?」

「ゆーりはまだ時間大丈夫なん?」

「うん」

「ほんなら家くる?」

「ぇ!?」

「ん?」

「家行っていいの?」

「ええよー
ここから近いし」


帰りはママが送ってくれるやろーし
いきなり家は抵抗あるんかな?

まぁ、さすがいきなり家はやばいか


「やっぱ家は「行く!」…え?」

「名無しの家、行きたい」

「ほんまに?」

「うん
でも、いきなり行ってもいいの?」

「大丈夫大丈夫!
うち、基本的にOKな親やねん」

「ふふ、楽しみ」


ゆーりが家に来ることになり、家まで話ながら歩いた


「ただいまー」

「おじゃまします」

「ちょっと待っとって」

「名無しの親に挨拶したい」

「えーええのに」

「ダメ」

「わかったわかった笑」


挨拶したいって言うからリビングに行って少しだけ話して部屋に行った


「なんか名無しの部屋って感じ笑」

「なんもないやろ笑」

「なにもないところが名無しっぽい」

「貧乏そう?笑」

「そんなことない笑」

「床でもベットでも適当に座ってええよ」

「なら床で」

「おしり冷えるからベットに座り?」

「床でもいいって言ったじゃん笑」


ベットに座ってもらってそれからずっと笑いながら話しとると時間が経つのがはやくてママがそろそろ送るでって言いに来た


「わざわざ送ってもらってすみません」

「ええよええよ
この子と仲良くしてくれてありがとな」

「名無しと話すと楽しいんで」

「これからも仲良くしてあげてや」

「はい!」

「ママ変なこと言わんといてや
ほんならゆーりまた明日な」

「うん
ありがとうございました」


ゆーりの家まで送って家に帰って携帯の通知が半端ないことに気付いた

むっちゃ彩から連絡来とる…
まだ美優紀さんとおるっぽいけど、LINEを見るとむっちゃ心配しとる連絡が来とって、とりあえず気付いてへんことに対して謝ると電話がかかってきた


「もしもし」

『心配したやんか!』

「ごめん
友達と遊んどってん」

『ちゃんと見ろやし』

「ごめんな
美優紀さんは大丈夫なん?」

『今日泊まるらしい』


お泊まりするくらい仲良いんや。
私の知らへん彩をいっぱい知っとるんやろーな

胸の奥がモヤモヤしてきた…


「そっか。
疲れとるからお風呂入って寝るな」

『名無し』

「なに?」

『いや、、おやすみ』

「おやすみ」


電話を切って考えるのは彩と美優紀さんのこと
考えたくないのに、悪い方に考えてしまう。
だって美優紀さんは私と付き合っとるの知らへんし、もしそーゆー雰囲気になったら…
私としてくれへんのは他に相手がおるからなんやろーか


これが嫉妬なんやろーな。
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