しちゃいました

□どくせん
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「さやか、待って…」

「体力なさすぎやろ」

「彩がありすぎなんやろ」


あたしの下ではぁはぁ言いながら呼吸を落ち着かそうとする名無し
まだ3回しかしてないんやけど…


「なぁ、これどしたん?」

「え?」

「ここ、赤くなっとる」

「、っ」


首筋に付いとる赤い跡を触ると、名無しが急いで隠した


「なんなん」

「いや、なんでもない」

「あたし付けた覚えないんやけど」

「やって、彩やないもん」

「他の人ってこと?」

「ちゃうよ」

「じゃぁなんなん、それ」


いやーあのーとか言うとる名無し

なんなん、あたしに言われへんことしたん?


「さ、やか!!」

「うるさい」

「んぁっ、」


ムカついて、まだ息が整ってない名無しの足を広げて顔を埋めた


「さやっ、、あ、はぁっ…」

「どんどん溢れてくるで」

「だめっ、すぐイっ…」

「ええよ」

「あぁっ、んぅ、んんーーっ!」


あたしの頭を持ってびくびくっと震えた名無し


「もぉほんまに、むり…」

「名無しが悪いんやで」

「なんでよ」

「それ、言わんから」

「やからって…」


頭にあった名無しの腕を掴んで名無しの顔の前で腕に噛み付いた


「いっ、!!」

「その顔、そそる」

「いたい…」

「ごめんな」


歯型のついたところを舌で優しく舐めると、むすっとした顔で見られた


「さやかのあほ。」

「ごめん」

「これ、やけどやねん」

「は?」

「ヘアアイロン、当てちゃってん」

「…なんやねん、それ」


あんな隠し方されたら他の人に付けられたんやと思うやろ


「私誰かさんみたいに色んな人とやってへんもん」

「あたしやって名無しとしかしてへんわ」


にたーっと笑った名無しにぎゅーっと抱きしめられた


「もぉな、ほんまだいすき」

「…あたしも」

「このまま寝よ?」

「もぉしやんの?」

「うん
もぉ寝ちゃう」


ほんまに限界なんやろーな。

寝そうな名無しに口付けをして、眠りについた


-END-



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