ゴッドイーター
□1話
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「長く待たせてすまない。適合試験をはじめよう。やり方はわかるね?」
「・・・はい」
私は部屋の真ん中に置かれている機械に近づいた。私はこの後の事をしってる。掴んだ瞬間、激痛の痛みを代価にしこの神機を手に入れる事になる。適合すればの話だが。
私は機械の上に手をおき、神機を握った。
「うっ・・・うわぁ、くぅ・・・!!」
久しぶりに感じた感覚。私が始めて前の相棒を手に入れた時と同じ。
しばらくすると痛みが治った。
「おめでとう。君がこの極東支部初の新型ゴッドイーターだ。この後メディカルチェックがあるから、その扉の向こうでまっていてくれ」
私は指示にしたがい、扉の向こうにむかった。
扉の向こうにはソファに座りガムを噛んでいる少年がいた。私は少年の隣に座らず扉の近くに立って待つ事にした。
「ね、ねぇ。ガム食べる?」
「・・・いらない」
「そ、そう・・・俺藤木コウタ!よろしく!」
「よろしく・・・」
「なんで狐の面なんかつけてるの?」
「別に・・・なんでもいいでしょ」
私はそっけなく藤木に返した。
するとツバキ教官がこっちに来た。私がチラッと藤木を見るとツバキ教官をみてポカンとしていた。
「立て」
「へっ?」
「立てといっている!」
「は、はい!」バッ
藤木はすばやく立ち上がった。
「まずメディカルチェックをする。最初に黒崎。お前からだ。今からペイラー博士の部屋にいくように。」
「了解・・・」
私は博士の部屋にむかった。