ゴッドイーター

□1話
1ページ/3ページ


「長く待たせてすまない。適合試験をはじめよう。やり方はわかるね?」

「・・・はい」

私は部屋の真ん中に置かれている機械に近づいた。私はこの後の事をしってる。掴んだ瞬間、激痛の痛みを代価にしこの神機を手に入れる事になる。適合すればの話だが。

私は機械の上に手をおき、神機を握った。

「うっ・・・うわぁ、くぅ・・・!!」

久しぶりに感じた感覚。私が始めて前の相棒を手に入れた時と同じ。

しばらくすると痛みが治った。

「おめでとう。君がこの極東支部初の新型ゴッドイーターだ。この後メディカルチェックがあるから、その扉の向こうでまっていてくれ」

私は指示にしたがい、扉の向こうにむかった。


扉の向こうにはソファに座りガムを噛んでいる少年がいた。私は少年の隣に座らず扉の近くに立って待つ事にした。

「ね、ねぇ。ガム食べる?」

「・・・いらない」

「そ、そう・・・俺藤木コウタ!よろしく!」

「よろしく・・・」

「なんで狐の面なんかつけてるの?」

「別に・・・なんでもいいでしょ」

私はそっけなく藤木に返した。

するとツバキ教官がこっちに来た。私がチラッと藤木を見るとツバキ教官をみてポカンとしていた。

「立て」

「へっ?」

「立てといっている!」

「は、はい!」バッ

藤木はすばやく立ち上がった。

「まずメディカルチェックをする。最初に黒崎。お前からだ。今からペイラー博士の部屋にいくように。」

「了解・・・」

私は博士の部屋にむかった。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ