ゴッドイーター

□7話
1ページ/4ページ


ここは・・・どこ?

とても暗い、でも居心地がいい

私は死んだのかな・・・?

そりゃーそうだよな

大量出血に腹に穴があいたんだ

ゴッドイーターの回復力でも、私

の中のアラガミの力があっても間に

合わない

______まだ君は生きてるよ______

だれ?

目の前に私と同じくらいの女の子が現れた。

_____私は君にもっとも近くいた者______

近くにいた?

______そう、君の近くにいた______

そうなんだ・・・ねぇ聞いていい?

_なに?_

本当に私はまだ生きてるの?

______生きてるよ______

なんで、なんで生きてるんだよ!
私は死にたかったのに・・・

____本当に死にたかったの?____

死にたかった。もう楽になりたかった

「違うだろ、」

少女のきれいな声から低い声にかわる。目の前には一先輩の姿。

「本当はお前は・・・」

違う、違うんです!一先輩、私は死にたかったです!あなたをあんな姿にしてしまったのは私のせい!だから罪滅ぼしに・・・

「俺は死んで罪滅ぼしされるなんて嬉しくない」

先輩の背中が遠のいていく。その背中は最後に見たアラガミが飛んでいく時と同じだった。

いやだ、まって!先輩!

必死に叫んでも、声は届かず先輩は闇に消えていった。

__もう、起きる時間だよ___

少女の一言で私はまぶしい光につつまれた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ