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□水着越しの愛情
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これは私と優子がまだAKBにいた頃のエピソード。


海の近くのペンションに訪れていた私達。

水着での撮影のため衣装さんに渡された水着に着替えた私は、水着に着替えてすぐガウンを羽織り、仮眠を取ろうとソファーに座っていた。

「あっちゃーん!おはよう〜♪」

「遅かったじゃ〜ん」

「そうなんだよー!ドラマの打ち合わせが伸びちゃってぇ!!」

「でも間に合ってよかったね。」

「本当だよー。スタッフさんより麻里子様やらともちんに怒られるかと思ったもん!笑」

「あれ、聞いてない?2人は別仕事が伸びててこっちにどうしても来れないから、先に私達の分だけ撮るって!」

「マジかよー!?」

「それ、着替えてくれば?」

「そうするわ〜。う〜んにゃ、めんどい!此処で着替えてしまえぃ〜♪」

「いくら私達だけでもダメ!!」

「ちぇー、わかったよぉー」

ちょっとふて腐れた表情をしながら、仕事で少し遅れて来た優子も入れ替わる形で渡された水着を手に、自分も着替えてくると同じ部屋の奥に入っていった。


暫くして、部屋の更衣室代わりの簡易カーテンが開き優子が出てきた。

何やらぶつぶつ言いながらこちらに近づいてくる。

待ち時間中、優子が水着だけの姿でウロウロするのはいつものことだから、気にせず目をつむったままソファーで寝転んでいた。


「ねぇ、あっちゃん?」

身体に暖かで柔らかいものが重なるように乗っかってきた。

優子なのは間違いない。

「なぁ〜に?」

ゆっくりと目を開けると、水着の上の部分を手で抑えながら見下ろす優子がいた。

その胸は明らかに水着に収まっておらず、窮屈で溢れそうになっているのをなんとか優子の小さな手で押さえられてる状態だった。


「この水着、ちっちゃくないwww?!」

「なにそれっ////」

自分の目線から数十センチの所に自分のよりも大きなたわわな巨乳が存在感を主張している。

女同士でも、この迫力は赤面通り越して鼻血でも出そう。

「ちょっとそれどうしたのっ?!」

私が慌てて起き上がると優子がよろけて何とか押さえられていた小さな布が剥がれ落ちる。


「うぉー!あっちゃんのエッチwww」


笑いながらワザと自分の胸を私に押し付けてくる。


「ちょっと!それサイズ間違ってるでしょ?」

「やっぱり〜?このサイズだと、麻里子様の水着かな〜?!」

「…マリちゃんに怒られるよ。」

「さーせん!!笑」

水着を諦め、4人掛けのソファーの隣にバサッと大胆に座る優子だった。
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