ラブスマ!?
□数日後
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数日後
朝走り込みを終えて食堂に歩いていると
ガシャンガシャン
大きな音を立てて遠くから鎧に身を纏い、槍を持った母上が歩いていた
ロイ「母上ー!おはようございます!」
ソルコ「ロイ!おっおはよう/////」
僕の母上呼びがまだ慣れていないのか少しワタワタしている
頭には可愛い髪飾り、顔がすぐ赤くなる
ロイ「急いでどうしたんです?」
ソルコ「アイクがね!タイマンしよー!って!」
目をキラキラさせ槍を上下に振りながら言う
ロイ「アイクさんが…あぁー母上の強さ気になっているらしいですしね」
昨日くらいにアイクさんが
「あいつ…強さで言うとどれくらいだ?」
僕に聞いてきたので
「国1番ですね…最強ですし(父上尻に敷かれるし…)」
勝手に口から出た言葉をしっかりと聞いたらしく
「本当か…ありがとう」
そう言うと走って姿を消した…
母上…申し訳ありません…
ソルコ「ロイー?どうしたの?」
ロイ「いえっ!母上の戦う姿見てもいいですか?」
ソルコ「えっー!私弱いから…やめた方が…恥ずかしいし」
ロイ「そんなことないです!母上は…強すぎて皆様に止められたレベルです(小声)」
ソルコ「私そんなに凶暴だったの…」
少し困ったように頬を掻きながら言う母上は可愛かった
ロイ「いや…えーっと…皆の訓練の方に頑張ってました!僕の友達も凄く強くなって喜んでいましたよ!」
ソルコ「そうなんだ…信じれないけどロイの目を見るとそうなのかな!」
「おーい!!!!!」
すると遠くからアイクさんの大声が聞こえた
ソルコ「やばいやばい、早く行かなきゃ!」
ロイ「はい!気を付けて!」